不思議なこと

不思議なこと。

見ようとしないのに、色や形、様々なものが見えること。

聞こうとしないのに、聞こえること。

嗅ごうとしなくても、匂いを感じること。

味わおうとしなくても、味がすること。

感じようとしなくても、暑さ寒さ・・を感じること。

心臓を動かそうとしていないのにずっと動き続けてくれること。

肺もそう。胃袋も。腸も。腎臓も。肝臓も。膵臓も。脳も・・・

何十兆もの細胞も、日々新しくなっていることも・・・

気持ち、感情も自分で作ったのではなく、湧いてきたもの・・・

考えもどこからか湧いてきたもの・・・

数学のテストで、答えをだすのも、自分で答えているとはいうものの、

答えは意識のどこからか湧いてきたもの・・

意志も、自分の意志というけれど、どこからか湧いてきたもの・・・

おなか減った~ トイレ行きたい~ 眠たい~ どこからか

そうゆう衝動が湧いてきます。

わたしは何かしていること、ありましたでしょうか?

何か知らないうちに全部、きちんと、ことは運んでいませんでしょうか?

肝心の身体の維持、運営も、わたしはnoたっち。

思考も意志も感情も、わたしはnoたっち。

わたしが何もしなくても、基本的には大丈夫です。

そのことが、とても不思議に思えます。

わたしは「言葉だけ」のような気がしてきます。 

私のお役目は、何かをするのではなく、

すべてに気付いていること、気付くことだと思います。