無常について

無常　うつり変わるということです。
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり・・
琵琶の音色などから物悲しい、寂しい印象を持つ方も多いと思います。
しかし正反対の意味もあります。
うつり変わるということはいつも新しい、いつも初めてということでもあります。
一日一日も、同じ人との出会いも同じいつもの作業も、
いつもいつも新鮮なもの初めてのことということです。
そしてうつり変わるということは一日一日のその時その時の一こまが、
一回限り、一度きり二度と繰り返すことが出来ない、
かけがえの無いものということでもあります。