自分の領域

自分の領域、他人の領域があり、人と人との間には、

目には見えませんが明確な境界線があると思います。

この境界線をはっきりと自覚、意識することは大事だと思います。

自分の領域というのは、自分の考えは自分の考えで自分独自のものです。

自分の気持ちも自分独自のもの、自分の意図、希望も独自のものです。

好みも、何を食べたいかも、行きたいところも、やりたいことも

みんなその人独自のことです。

自分で決めること、決めなくてはいけないこと、自分しか決められないことで

他の人が決めることではありません。

当たり前のことですが、これが自分の領域です。

みんなそれぞれの領域を持っています。

自分の領域に人の介入、干渉を許してはいけないし、

人の領域に自分が介入、干渉してもいけないと思います。

それが人を尊重するということの一面だと思います。

人との関係、つながりの基本には、私は私、あなたはあなたという

基本的な境界線が大前提にあると思います。

人間関係の問題は、この境界線が曖昧になっていることが原因のものが

結構あるように思います。

人の意思決定にまで干渉してしまったり、

自分の意思決定をする際、人の介入を許してしまったり。

はっきり拒絶しなければいけない、拒絶していいことなのに、

そうしない、できないでいるというのは、

この境界線を確り意識できるかできないかにかかっていると思います。

売り手買い手、地位、年の差の上下など、状況によって微妙な力が

加わるとおもいますが、基本的にはこの境界線は不動のものだと思います。

もう一つ、この境界線から言えることです。

例えば、誰かが、自分を批判、否定的なことを言ったとします。

それはその人の考えであって、その人の領域のことです。

その人から見えた状況、その人の考え方、感じ方から出てきた

その人独自の考えです。見方、見え方です。

言われたからと言って、自分の領域に入れる必要は全くありません。

あぁ、あなたはそう考えるんですね。それで終わりです。

自分の行為を振り返り、その批判が的を得ていれば受け入れて

反省し、改めていけばいいと思います。

人から何かを言われても、自分の領域に入れるかどうかは

全部自分で決められる、決めていいこと、決めなくてはいけないことです。

日常生活を送るには、こうした境界線を意識する方が、お互いに

気持ちよく過ごせるのではないかと思います。

ですけど自分は何かということを見続けていくと

この境界線は曖昧になっていき、最後には消えていくものでもあると思います。