おこられる・・


日曜日の夕方の駅前での一コマです。

体格の良い、男性か女性かは不明ですが、

先生と思われる人が腕を組み、ジャージ姿の中一くらいの

男子生徒に対し説教をしていました。

部活の大会の帰りという感じです。

男子生徒は、直立不動で申し訳なさそうな表情で、

説教を聞いていました。

あんなに素直に聞いているのに、腕組んで威圧的に

説教しなくてもいいのに・・・

そんなふうに思いながら、通り過ぎました。

念のため、その子に伝えたいなぁと思ったことです。


先生はあなたを叱ったけど、

あなたは悪い子ではない。

先生が叱ったのは、あなたの行為、取った行動、発言に対してです。

その行為が適切かどうかを考えてもらうために、

適切なものでなかったら、改めてもらうために、

叱り、注意をしているということ。

悪いのはあなた自身ではなく、行為ということ。

そこを間違わないでくださいね。

先生は、あなたのことを大事な大切な人と思っているから、

注意をしたんです。あなたのために注意をしたんです。

あなたがより良くなってほしいと思って、注意し、叱ったんです。


自分は悪い、ダメ、価値がない・・・自己評価の低いひとが

多い世の中だと思います。そのような人は、

注意、批判などされると、その人自身を否定してしまう傾向に

あると思います。そしてますます否定を強め、評価を下げて

しまうようです。

悪い人はいない、ダメな人はいない。ということ、

別のところでも書きたいと思いますが、

そのこと伝えたいと思います。