感情について

わたし自身は、感情については無頓着であまり大事にしてこなかったと

思います。ですが今は、大事にしなくてはいけないし、感情とはどうゆうものか、

どう関わったら良いのか知っていたほうがいいと思っています。

まだまだ私の知らないこと、沢山あると思いますが、書けること

書きたいと思います。

感情は心の中から自然に出て来たもの、湧いてきたものです。

出てきた感情は、どんなものであっても、すべてもてなす、

大切に受け止めるものだと思います。

それを否定したり、押し殺したりするものではないと思います。 

否定したり、嫌ったり、押し殺したりすると、感情は心の中に

残ります。留まります。

感情は雲のように、浮かんでは消え、流れ去り、消えていきます。

本当は留まらないものですが、感じ損なうと残ります。

怒りや恐怖や悲しみ、どうしても感じたくない感情は、

避けてしまいたくなります。それらは残って、後で心を曇らせます。

残さないためには、確り受け止めること、確り感じ切ることが

一番だと思います。

単に残るというだけではなく、感じたくないので蓋をして

感じなくしてしまうこともあります。それは嫌な感情が表に出れない

だけでなく、他の自然な良い感情も感じにくくしてしまいます。

それは人の気持ちにも鈍感になってしまうのではないかと思います。

辛くても、感じ切って、終わらせていくのが、何よりかと思います。

身近な人を無くしたときなど、様々な感情が湧いてくると思います。

辛いと思いますが、感じ切り、感じ切っていくのが一番の道と思います。

不安でも、悲しみでも、怖れでも、ただただ感じ続けていくと

固まった胸が急に暖かいもので満たされ、一挙にそれらが消えることが有ります。

わたしも何回かありました。

こころは「ここ炉」と言った人がいましたが、暖め、燃やし尽くしてくれる

力があるのだと思います。

怒り、悲しみなど強い感情は、その人を乗っ取る、その人を支配

してしまうときがあると思います。

感情は観察するというように、すこし距離を置くといいと思います。

感情に巻き込まれたり、圧倒されたり、そのこと自体にも怖れを

感じることが有ります。私と感情の関係はあくまで主は、私です。

どんな感情もその人を、どうにかしてしまうような力は

ありません。そう見えてもありません。

どんな時も観察しようという要領で、ただただ感じようとすると

いいと思います。

普段の生活のなかで、ふと心が曇ったり、怒りを感じたり、

悲しみを感じたり脈絡なく何かを感じることがあると思います。

それは過去の感情の感じ切れなかったものだと思います。

何かをきっかけに表に出てきたものだと思います。

そうゆうときは、それらを確り感じ切って、終わらせていくと

いいと思います。