自分を観察すること・ジャッジしないこと

自分で自分のことをただ観察する、見るという習慣は

より良い結果をもたらしてくれると思います。

あ~今嬉しいんだ、悲しいんだ、行きたくないんだ~

とただ自分の様子を見る、確認するという感じです。

心の中の様子は絶えず変化しています。

その一つ一つの動きを、無意識のうちにジャッジして

しまう癖があると思います。

そして無意識にジャッジしたその結論を前提に次へと

進んでしまうことがあると思います。

丁寧に落ち着いて判断したものではないので、早合点、

間違いもあると思います。

また、無意識にジャッジすると過去の経験からの価値観を

そのまま当てはめてしまうこともあると思います。

それも不正確だと思います。

また、ジャッジしてしまう癖、習慣があると、もともと

ジャッジできない、必要のないものまでしてしまうことも

あると思います。

知らず知らずのうちに、今の様子をジャッジするのは

誤りが生じ、本当のことが見えてこない、感じ取れなく

なってしまうと思います

外のことでも中のことでも、今現れてきたことを、

そのまま観察するという感じで、ただ見る、感じる

そうゆう癖、習慣をつけると良いとわたしは思っています。

特に良い悪い、という分別は手放したほうがいいと思います。

物事に対し、善悪のジャッジをしなくても、物事は何の支障も

なく運びます。むしろしないほうが良い運びかと思います。

ジャッジというのは、個人的なもの、経験から来ているもの

ですが、心はもっと寛い力を持っています。

出来事を様子として受け止めているときに、ジャッジしてしまうと

小さな判断で意味づけされ、解釈されてしまうと思います。

出来事を様子として受け止めているとき 、ジャッジせず、

ただ見ていると、心がもっと大きな力でその様子のこと、

本質を感じ取ってくれると思います。

自分で意味づけをせず、心に意味づけをしてもらう、

こころに一任するような感じです。

今の様子にジャッジ、意味づけ、分別をしない癖、習慣を

大切にして頂けたらと思います。