人は、人という活動の背後に在る大きな力・働きに
支えられて生きていると思います。
人はその大きな力・働きそのものでもあると思います。
それが本当の自分だと思います。
自我もまた、その大きな力・働きが創ったもの、そのものだと思います。
自我というと苦しみを産み出すものとして
悪者、無い方がいいもの、あってはいけないもの、
そうゆうものとして扱われていますが、考えられていますが、
必要があって作られたものだと思います。
自我によって苦しみが創り出され、それを本気で克服しようと
格闘していくプロセスの中に、先に本当の自分の様子を
気付きとっていくことになると思いますが、
本当の自分が、本当の自分の姿をはっきり自覚するために
自我を創りだしたのだと思います。
自我を無くそうとすることは、本質から遠ざかると思います。
自我でもなんでも、拒絶しないということが大切だと思います。
自我とはどうゆうものかを理解することが大切なのだと思います。
私達には不必要なものは与えらていないのだと思います。