初めから在るものと身に着けたもの

図書館に行きますと学生さんが一生懸命勉強しています。

その様子を見て思ったことですが、

若い時期には、学んだこと、経験したこと、感じたこと、

気付きとったこと・・様々なことを吸収し、獲得し

自分を創り、自分のポジションを獲得して行きます。

生きていくには、何かを身に着ける、獲得することが大事

と考えます。このことは必要、大切なことではあると思います。

初期の段階でこのパターンを身につけざるを得ない状況のなかに

掘り込まれますので、自分にとっての大切なこと、必要なものは

外側にあるという「考え」を身に着けてしまうのは無理もないこと

と思います。

ですがそのことが、「本当は、自分にとっての大切なこと、必要なことは、

自分自身の中にも確り在るということ、始めから備わっているということ」

を気付きにくくさせてしまっていると思います。