光あるところに影がある。まこと栄光の陰に、
数知れぬ忍者の姿があった。・・・
四十年以上前のテレビアニメの「サスケ」は、
この言葉から始まりました。
印象深いものがあり、今でも覚えています。
光あるところに影がある。 影は闇とも置き換えられると
思います。
闇があっての光で、闇が無ければ光は存在できません。
誰でも心の中に、過去の嫌な出来事、今現在の苦しみ、
悲しみ、怒り・・・そうしたネガティブなもの、
ある意味、闇を抱えていると思います。
これらをあってほしくない、避けてしまいたいものと
思ってしまいがちですが、光という、人の幸せ、平安
のためにはどうしても必要なものだと思います。
苦しみ、悲しみ、怒り・・そうしたものの中に、
奥に、背後に、明るい世界が待っていると思います。
闇があることは、悲観することではなく、
その人にとっての幸せ、平安、喜びのありかを
教え示してくれているということだと思います。