持ち合わせてないもの


器用だったり、運動神経が良かったり、計算が早かったり、

何か国語もできたり、難しいことを知っていたり・・・

自分にはとてもできない、かなわない能力、持ち合わせていない能力

それは誰にでもあると思います。

持ち合わせのない能力は、やっぱりあった方がいいなあと

思うこともありますが、無くて良いものだと思います。

必要があって身に着けるのは良いことと思いますが、

無いことを悲観することはないと思います。

無いことで、有るものが有るものとして成立しているのだと

思います。たとえば視力を失った時、聴力が鋭くなるように

無いことが有ることを支えているということもあると思います。

ベートーベンでしたか、最後耳が聞こえなくなっても作曲をした

そうですが、ハンディをものともしない力量のあるかただった

のでしょうが、音がないということも何らかのプラスに働いて

いたのではないかと思います。